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2005年12月31日 (土)

教育番組2題

この年末、忙中閑ありで、2本の番組の集中再放送をみてしまいました。

「ドラゴン桜」と「女王の教室」です。

どちらも大変な話題で、特に後者は新聞の投稿欄で盛んにとりあげられていたので興味はあったのですが、なんとなく見落としていたのです。

感想としては、どちらも「いい後味」で「感動」をおぼえさせてくれました。

「ドラゴン桜」は現在も原作が連載中なのですが、阿部寛をはじめとしていい演技をみせてくれていました。しかし脚本がいい。人生の選択は本当に一つではなく、どの道を選んでも自分が知識を獲得していく努力を怠らなければ、度合いの差こそあれ合格者になれるという希望をあたえてくれました。そういう意味では非常に明るい世界でした。

「女王の教室」は本放送の時、小学生の娘がはまっており、あまりの強烈さにおもわずチャンネルをかえてしまったこともあったのですが、今回の再放送を子供と一緒にみて、それがまちがいであったことに気づきました。こちらもほんとうにみんないい演技をしてくれています。しかし脚本のメッセージはさらに強烈でした。劇中で印象的だったのは『「ナゼヒトヲコロシテハイケナイノ」この質問をうけると大人は誰も答えられなくなることを知っていた・・・』これは大人たち(親や教師の世代)がそのような教育を受けてこなかったことを鋭くえぐり出しています。周りを見渡してもどこまでも暗い現実の中でなんとか前へ向かって進んでいこうとする姿勢が強く見えるのです。

これだけ一心に子供に語りかける教師がいるのはドラマの中だけなのでしょうか。両者とも中心の教師はアウトロー的な存在であるところに、制作者のあきらめがみえているようです。「女王の教室」の中で教師が私学の先生になってはどうかとすすめられるシーンがあります。たしかに「ドラゴン桜」では私立高校が舞台でしたが、そこでもちゃんと軋轢は描かれていました。人間が集まる社会であるが故に、ねたみそしりはにげられないのかもしれません。

しかし年末にこれらの作品が再放送されているのは反響もつよかったからなのでしょうか?だとしたら、このような作品を求めている社会の声は捨てたものではありませんね。

浄土教はどんぞこの人間関係の中でじっとこころの光を見つめるおしえであります。私たちの社会はぎゅうっとしたつらさの中でも前へ向かって進んでいきます。泣きながらでも進んでいきます。今年は最低の年だったとつぶやくのではなく、来年はかならずと誓える心構えを持って新年の光を浴びたいものです。

どうぞみなさんによき幸せがありますように

どうぞみなさんの大事な人すべてによき幸せがありますように

どうぞみなさんがよき幸せをだれかにお渡しできますように

南無阿弥陀仏 よいお年を

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