尊敬するお坊さんへ
昨日信じられない知らせがとどきました。
宗派はちがいますが、尊敬するお坊さんの突然の訃報でした。享年47才。
その活動は宗派にとどまらず、さまざまな宗教をまとめたイベントのリーダーとしても、また近年はバチカンとの交流にも大いに実力を発揮していらっしゃいました。昨年電話で話したのが最後となったことがくやまれます。どれほどお元気であっても命の炎が燃え尽きるのはほんとうに早いものだということを今更ながらおもいしらされました。
本堂で座禅するときにフォーレのレクイエムを聴きながらだとすうっとできるんですよとわらわれていました。ヴィエトナムの僧侶と対話されたときもお互い臨済禅であるということがわかって、その系譜を一生懸命に調べていらっしゃっいました。バングラデシュのダンスをお寺でしたときもにこにことわらっていらっしゃいました。いろんな人の意見をとりあえずすべて聞かれるその姿勢におどろいたものです。どれだけ大勢の人がすくわれたことか。
そんな僧侶の葬儀だから大勢のひとがこれられるだろうとおもいきや、ご本人の意志を尊重されて、連絡を極力抑えられた結果のお葬儀でした。生前にいわれたそうです。しらないうちに「あれあのひとどうしたの?」といわれるような逝き方が理想だな、と。突然の別れに悲しんでもいられないご家族の傍らで、ほほえんでいらっしゃるようなお姿に合掌しかできませんでした。
モーツアルトの250年目の誕生日にいくなんて。おしゃれで粋で、音楽を愛しユーモアをもたれた僧侶になんてふさわしいんでしょうか。ねえ梁山さん。またいつかお浄土でおめにかかりましょう。 南無阿弥陀仏
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